2006年07月24日

リグレット

今日本当に久々に聴いた曲、麗美の「青春のリグレット」
付き合っていた女の子に振られる直前にこの曲と出会い、気に入ってよく効いていたのだった。
まさか曲の内容そのままの事が自分に起きるなんて思いもしなかった。

「私を忘れないで
 憎んでも覚えてて」

この歌詞が胸に堪えて、しばらくしてからもう聴くことに耐えられなかった。
iPodに入ってはいたのだけれど敢えて聴くことはしなかった。
それが今日聴いてみようと思ったのだ。
今になって聞いてみれば歌も下手だし歌詞の意味もちゃんと理解して歌っているんだか怪しいものだと思ってしまった。
でも素朴に辿々しく歌われた言葉が妙に胸に刺さってくる。
あの頃の思い出が蘇ってくる、そしてあの子は今何処で何をしているんだろうかと思いを馳せて。
幸せなんだろうか、どんな風に年を重ねているのだろうか、など考え出したら切りがなくなった。


別れを告げられてしばらくした時、どうにも気持ちが抑えられなくてその子の家の近くまで行った事があった。
車を止め家の前まで歩いて行ったのだけど、でも何も出来る訳もなく。
すごすごと車に戻りドアを閉めエンジンを掛ける。
その時にちょうどステレオから流れて来たのが何とこの曲だった。
それもあの歌詞の部分がいきなり。

「私を忘れないで
 憎んでも覚えてて」

悲しさなど通り越し心が風船みたいに膨らんで、でも中は全くの空洞だった。
何も考えられずただただ心の中の空洞を風が吹き抜けていくだけだった。


この曲はユーミンが麗美に提供したもの、ユーミンのオリジナルの方が後からのリリースだった。
麗美盤とは違ってテンポも早く軽快にさらっと歌っている。
その乾いて軽い感性のおかげだろうか、ユーミンの曲の方は効いても変に重い気持ちにはならずにすむ。
同じ曲、同じ歌詞なのだが不思議なものだ。
posted by Doglover Fat at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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