2007年10月10日

何気なく

先日ほんのついでにHMVを覗いていた。
嫁さんと買い物に行ったショッピングモールにHMVも入っていて何気なく見ていたのだった。
初めて行ったそのモールのHMVは他の店に比べれば規模も小さいのだけれどゆったりとした作りでCDやDVDはとても探しやすかった。

今日は何か拾い物でも無いものかと見ていると「Karl Jenkins」の「Requiem」というCDが目に留まった。
「Karl Jenkins」と言えば「アディエマス」の仕掛人として有名、そのずっと前はプログレッシヴ・ロックの名バンド「ソフト・マシーン」の中心人物として有名だった。
今年に入ってから「アディエマス」のアルバムを何枚かダウンロードして楽しんでいたので何となく買ってみたのだった。
しかし「Requiem」である、死者のためのミサ曲なのである。
しかも帯には「日本の俳句にインスパイアされて」とか書いてある。
いったい何でレクイエムなのか、それも彼がとも思いつつ聴いてみるとあまりの見事な音楽に圧倒されてしまった。

内容からいえばこれはまさにクラシック音楽そのもの、そして驚くことに通常のレクイエムの進行の中に挟まれて日本語の歌詞の曲が存在するのだ。
それも俳句をそのまま歌っている、これが恐ろしい程に美しい。
中には俳句とミサ典礼文とが繋がっている曲までもある。

「Enya」の「Amarantine」の中の1曲「Sumiregusa」も日本語の歌詞、こちらも俳句にインスパイアされた曲でこれもまた美しい。
しかし注意して聞かないと日本語と気づかない「Sumiregusa」と違ってこちらの日本語はすぐにアっと気づく見事な日本語なのだ。


今まで書かなかったけれど私はクラシックも好きだ。
ただクラシックの場合、曲と演奏者との微妙な関係性から曲が好きだけど演奏が。
またその逆の場合も存在してなかなかこれといったCDに出会うことは少ない。
でもこのレクイエムは作曲者自身の演奏、作曲と演奏の見事なバランスで聴くものを魅了する。
いやまったく見事な「拾い物」であった。
これだからCDショップ通いは止められない。


posted by Doglover Fat at 02:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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